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2022.06.19

またまたカ-ボンホイ-ルについて・・・

カ-ボンホイ-ルのリスクについて私は小さくは無いと思っているのですがメ-ルにてご意見を頂きました。

航空機にも多用されているカ-ボン製品なのでホ-イルの素材として利用することに何の問題があるのか?

といった内容でしたが先ず事実としてディ-ラ-でタイヤ交換中に破損したという事です。

その事実を前提に当店としてもリスク回避のための考察と対応を準備したという事ですが・・・・

そもそも航空機などの部材として使用する場合、カ-ボン素材を前提として設計されますがホイ-ルの場合多くの個所は既存の規格の中で設計されます。

スポ-クやハブは別としてフランジ等に関してはアルミでもカ-ボンでもJATMA等の示す形状や寸法の規格に沿って設計されていますからその辺りもカ-ボン素材にとってはリスクとして考えられると私は思います。

レ-ス等でもカ-ボンホイ-ルを禁止している場合が多いことも事実です。

走行中に危険が有るか否かは私には分かりませんがメ-カ-は200万キロの走行テストを実施したと謡っております。当然JWLやDOTの規格はクリア-しているものだと思います。

にしても嘗ては割れるより曲がることが安全につながると言っていたBMWですが時代は変わったのか進化したのか・・・どっちでしょうね?

 

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コメント

カーボンホイールの線維は丈夫でもエポキシ系の樹脂ですからね。耐候性が気になります。スローパンクの原因が線維に沿った微細なクラックってのは長年の樹脂の劣化によっては無く無い?

スロ-パンクチャ-については分かりませんがどのような繊維でも垂直方向の負荷に弱いという特性は変わりません。
耐候性に関しても気がかりですね。

航空機に限らず工業製品の材質・構造は適材適所が基本になります。航空業界におりますが、ホイールの材質はアルミかマグネシウムベースの合金を使用しています。理由は様々ですが「航空機であってもホイールにカーボンは使わない」というのはある種の答えかと存じます。

プライオリティ-の最上位は安全性ですもんね。

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