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2013.07.27

MICHELINの戦略

MONSTER ENERGY YAMAHA-YARTの中須賀克行が2分07秒629で暫定1位。

今日はトップ10トライアルが行われますね。

当然、使用されるタイヤは各メ-カ-共にQタイヤを投入するでしょう。

Qタイヤもメ-カ-によって想定距離が異なり、それによりパフォ-マンスも違ってきます。

特にリアタイヤはスペシャル中のスペシャルでBSの場合想定距離は10km前後、鈴鹿なら1周が勝負に成りますね。

MICHELINは昔からある程度、余裕を持った想定距離を設定しているので勝負の分かれどころに成るかも知れませんね。

まぁどれを投入するか・・・ですが・・・

ところでMICHELINはMotoGPを離れ、レ-シングタイヤの開発は世界耐久選手権の場が舞台となっています。

特にル・マン24Hの様な長丁場は格好の開発現場だと言って居ますね。

昼と夜との気温差、1ク-ルのタイヤライフの重要性など一般タイヤへの開発ヒントも豊富です。

レ-シングタイヤの重量はフロントで約5kg、リアは約7kg。

レ-ス中のタイヤ温度(カ-カス温度)はフロントで90℃、リアでは100℃まで上昇します。

前後の接地面積は約10cm2、最大バンク角はドライで60°、ウェットでも45°に及びます。

最高速が330kmに達すればリアタイヤは1秒間に50回転する訳で耐久レ-スのワンク-ルが45分と考えて平均スピ-ドが165kmの場合タイヤは67500回転する計算に成ります。

凄いでしょ。

レ-シングタイヤの場合、ラテックス(天然ゴム)比率が高く、これはグリップの優位性と言う事ですが耐久性や特性変化など欠点もありそれを補う為に100種類以上の薬品やオイルを配合します。

そして内圧、この変化による特性変化は大きくそのコントロ-ルが要でも有ります。

レ-シングタイヤの内圧は冷間でフロント200kpa、リアは仕様にもよりますが150kpa~120kpa

海外の専門誌でMICEHLINは熱による膨張がない気体を使用していると書かれてますが・・・

それが真実ならボイル・シャルルの法則を覆す物理的な発明である・・・しかし、それは無いと思います。

可能性としては膨張しない気体では無く温度上昇が抑えられる気体ではないかと思います。

まぁその辺は分かりませんが・・・(^^ゞ

兎に角も内圧上昇による特性変化を最小現に抑えるニュ-テクノロジ-の開発を行っているのだと思います。

それはフィラメントの張力やモジュラス特性、メッシュの角度や線径は無論あらゆるマテリアルも含めての事だと思います。

その真価がもうすぐこの目で見る事が出来ますね!楽しみだな~~~~♪

MONSTER ENERGY YAMAHA YZF-R1・・・・トラブらないでね。

コメント

おはようございます

久しぶりにヤマハが優勝
して欲しいです。
^_^

兎も角、MICHELINの8時間のパフォ-マンスがみたいです。

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