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2016.10.06

ライトニングXB9S 健脚

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そもそもコンパクトなビュ-エルですけどライトニングXB9Sは更にコンパクト・・・に見えますね。

なんかこ~グっと詰まったというか具沢山な感じですね^^

今回はフロントフォ-クのモディファイとリアショックのセットアップ、前後タイヤ交換でチェックインされました。

ところでオ-ナ-さんはミスタ-バイクの付録?の漫画を読んで購入を決めたとか。

ど-んな漫画だったのでしょうか?読んでみたいですね~。

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ところでライトニングXB9Sのフロントフォ-クはインナ-チュ-ブ径41mmのシヨウワ製ですけどビュ-エルの純正パ-ツはとってもお高いですね・・・・ショウワなのに。

それは兎も角、この構造、インナ-カットリッジタイプは弄った分返ってくるので作業者としては満足度が大きいですね~^^

首をかしげながらの作業ではなくウンウンなんてうなずきながらやれますから楽しいです♪

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フロントは思ったように仕上がり、合わせてリアショックもリ・アジャスティング。 予算があればリアも交換すれば完璧ですけど。

まぁ乗ってみてくださいって感じです。

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タイヤはオ-ナ-さんのお好みでPSS EVOに交換、当店だけかもしれませんが指名が多い銘柄です。

何といっても使いやすい特性満載ですが、内圧だけは相応しい値にすることが肝心。

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多くの車両が指定しているF/250kpa R/290kpaは聊か・・・・そもそもケ-ス剛性が高いので乗れたものではありません。

XB9Sであれば前後共に210kpa±10kpa程度が適正値だと思います。タイヤの内圧はメ-カ-や銘柄なよって異なるので注意が必要です。

因みにミシュランがカタログに記載しているPSS EVOのトラック走行時の推奨内圧は公道では使えません。

更にサ-キット走行前提でもコ-スによっても機種によっても適正値は変わるので鵜吞みにしないほうが良いですね。

例えば九州のSPAやHSRでは参考値よりもかなり高めの内圧になります。まぁ分かんなかったら公道での数値と同じで良いと思います。

ご安全に!

 

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コメント

お早うございます。帰ってから、タイヤのならしもあり、早速走りました。もともと9S はくるくる曲がるのですが、それに安定感、安心感が、すごく高くなりました。なんといってもフロントの接地感がいいですね、思わず走りすぎて雨に降られました。3台目の健脚、有り難うございました。

おっしょさん、3台の健脚はそれぞれ個性はありますが、共通しているのは接地感から来る安心感ですよね^^

結果的にライダ-が積極的に操縦できるようになるので曲がる止まるが良くなったと感じていただけるのだと思います。

ご安全に!

先日パニガーレで伺った者です
たくさんタメになる話しをして頂いてありがとうございました
今後、SLの方を健脚、レシオの変更等お願いしたいと思ってます
その時はヨロシクお願いします

パニの方は16日にHSRを走らなければいけないのでが…今から緊張してます(笑)

いつも楽しく拝見しています。
特にタイヤに関する考察は大変有意義で大いに参考になりますが、少し引っ掛かる点がありコメントします。

空気圧については単に車両指定空気圧より内圧を下げた方がグリップするなどという論理的に破綻した都市伝説が未だにまかり通っているのは周知の事実ですが、一般ユーザーがそうなるのも致し方ない事情もあると思います。

こちらのような有意義な情報を掲載してくれるブログでさえ、大人の事情があるとはいえ、お茶を濁したような表現に留まっています。ユーザーが「ミシュランにとっての適正空気圧」に到達するには、ハードルが高いままです。

その観点から、ブリジストンが車両指定空気圧で設計するのは当然で、ユーザーは誤解に基いた空気圧を模索すことなくタイヤという高価な商品の恩恵を享受できます。一方でミシュランはそうではありません。

ミシュランの「公道における適正空気圧」は、排気量や車両重量毎におおよそどの程度になっているのか。ミシュランの恩恵に預かりたい各ユーザーはそれが一番知りたいのであり、議論したいわけでも大人の事情が知りたいわけでもありません。じゃあブリジストン履いとけよ、という話でもありません。

私は2009年式YAMAHA-FZ6 FAZER S2を所有しており、フロントフォークスプリングとリアショックアブゾーバーをともにオーリンズ製に換装しています。タイヤはメーカー指定空気圧がフロント225kpa/リア250kpaとなっていますが、前後ともPSS EVOに交換しましたので空気圧は現在走行約500km、フロント210kpa/リア230kpaでフィーリングを確かめつつ随時調整するようにしています。ですが、率直に申し上げると、信頼できる方にずばり適正空気圧を指摘して頂きたい気分になります。基準となる数値が明確でないまま走行するのは、基準がある場合と比べて安心感・満足感ともに不満の残るものです。以前はS21を履いていたので、空気圧の点で悩む必要はありませんでした。もちろん、走った感触としてはPSS EVOの方が上質なのは言うまでもありませんが。

メーカー指定空気圧、サーキット指定空気圧は明確で調べれば用意に取得できる情報です。ミシュラン現行製品の設計上の空気圧は○○である、という情報だけが紛れてしまっています。私だけではなく、できるだけ多くのユーザーが「都市伝説」に踊らされることなく、かつ、必要以上にリスクを犯して空気圧を模索せずとも済むようにお力添え頂ければ幸いです。

マツバラさん、走行会はMotoGPと同じ日ですね~!

ご安全に(^^)/

ブログに関してはあくまでもタイヤ開発に携わっていた経験を基にした個人的な考察である事をご理解ください。

また全てのご質問に対して明確な回答は出来兼ねますのでその点についてはご容赦いただきたいと思います。

因みに日本の車両メ-カ-の指定している内圧は国内のタイヤ規格であるJATMAが示しているもので最大空気圧、または限界空気圧と呼ばれるものです。

規格上のLI値、スピ-ドシンボルを最大値で担保できる内圧であって間違いという事ではありません。

また国内のタイヤメ-カ-はOEMに関して最大空気圧を念頭に設計している傾向は否定できませんがREPタイヤについてはそうではないと思います。

特にスポ-ツ系のタイヤはそれよりも低い内圧であると思います。

なのでMICHELINだけが低圧という事ではありません。

MICHELINにおいてもROAD4GTスペックなどはJTMAの最大空気圧より高い内圧の方が適正です。(欧州規格エトルト参考)

タイヤの内圧に関しては車両・使用環境・条件等によって能動的に変化させその時々の条件に対し必要なパフォ-マンスを最大限に引き出すという考えは欧州では普通です。

タイヤは内圧によって特性は大きく変化することはご理解いただけると思いますが・・・・

海外の車両メ-カ-の海外での推奨空気圧を調べてみては如何でしょうか?中々面白いデ-タ-が見れると思います。

またMICHELINもPSS EVOに関してリアの内圧290kpaと150kpaの違いを動画で紹介しています。ユ-チュ-ブでご覧になれると思います。

またご参考までにサ-キットでの同じタイヤの推奨空気圧が公道での指定空と120kpaも差があるのおかしいですよね・・・(^^;

最後に私のショップではFZ6の場合であればフロント210kpaリア200kpa(冷間)で推奨しております。

摩耗が進めばその程度に合わせてリア側で5~10%の間で高めに設定すると良いと思います。

※ト-タルパフォ-マンスを維持できるという意味ではありません。

無論、接地感やグリップレベルは低下しますが、剛性感補正のへの対処とお考えください。

また日本の車両メ-カ-の指定空気圧より低くしたほうが摩擦力が高くなるというのは間違いではありません。

ク-ロンの摩擦の法則とゴムの摩擦は物理的に違います。
参考記事https://blog.reira-sports.com/?p=18252

以上、簡単ではございますがご参考まで。

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