2020.06.19

POWER GP中期評価一旦終了

走行距離は2853km、本当は使用限度付近まで見てた見たかったのですがMICHELINさんからの指示なのでひとまず終了。

POWER GPは初期段階ではPOWER RSと比較し若干ケ-ス剛性が高まりハ-ドなフィ-リングでしたが走行距離が300kmに達する頃から良い意味でケ-スが緩みしなやかなフィ-リングに変わります。

所謂、外径成長が完了したという事ですがPOWER RSの場合ACT構造が故とも言えるのですが初期からのフィ-リングに殆ど変化はない。

これは外径成長による変化が少ないためと思われます。

あくまでもストリ-トという前提ではPOWER GPは300km以降が本領発揮というところでグリップレベル、ハンドリング共にPOWER RSとのキャラクタ-の違いがはっきりしますね~。

トレッドデザインがほぼ同じなので戸惑う感じも有りますが・・・・(^^;

POWER RSのように穏やかな面とスパルタンなところを併せ持つ2面性はほぼ無く寄せて上げてボンキュ~ボン!って感じ。

何じゃそれって話ですが所謂ハイグリップセグメントに要件を絞り込んだハイパ-スポ-ツ然としたキャラクタ-です。

とはいえロッソコルサ2の様にハ-ドな乗り味で操作も積極的に働きかけなければ・・・・なんてところはなくフレンドリ-で乗り心地も良好。

まぁロッソコルサ2程スパルタンではありません。

しかし一般公道では荒れた路面や低ミュ-舗装、山水の流れ出し等様々な場面が想定されるわけですがその適応能力はPOWER GPは抜群です。まぁ守備範囲の広さという点ではさらにPOWER5がというところも有りますが・・・・・

クイックなハンドリングとコンパクトな旋回性、そして2ポイントは高い絶対グリップレベルは断然楽しい~!

このキャラクタ-がどこまで持続維持できるのか・・・・って所ですね。

 

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2020.06.11

ちょっと待てシティPRO!

昨日の記事でシテイPROの事をあれやこれや語ったら・・・・直ぐに問い合わせを頂きました。

当店でもス-パ-カブやクロスカブの何台かに装着しましたが特に悪い評価はありません。でもやはり働くタイヤとして生まれたのは確かではないかと思います。

某新聞販売店の話を伺ったことが有りますがそれまで使っていた某社のニュ-スペ-パ-スペシャルというタイヤは地区に配布する新聞全てを積むと特にフロント側で不安定となり内圧をかなり高めても改善しない。

その為止む無く2度に分けて配布していたそうですがシティPROを勧められて試したところフル積載でもフロントの安定性を損なうことなく配布も2度に分ける必要がなくなったと喜んでおられたようです。

まぁその積載量が過積載なのか如何なのかは置いておいて同じリインホ-スド仕様でも能力差は大きいようです。

リインホ-スド仕様はプライ数やプライレ-ティングで強化し高い空気圧を与えて高負荷荷重を担保します。

因みに単純に高い空気圧を与えても負荷荷重が高まる訳ではあありません、風船にいくら加圧しても剛性は高まらないでしょ。

タイヤの構造と見合った内圧という事が大切です。

この辺りから見ても車両の指定空気圧が全てのタイヤにとって最適であるという事は無いという事です。

構造や仕様が違えば適正な内圧も又異なるという事です。そもそも目的によるという事です。

前置きが長くなりましたが結局シテイPROは一般的な使用環境では剛性が高過ぎてそもそもライディングプレジャ-を大前提に開発されたD604等と比較して劣るのかって話。まぁ生まれが違うのでこれは致し方のないことだと思っておりました。

逆にフル積載でキャンプツ-になんて場合は最強ではないかと思いますが・・・・・・ところが・・・・・

昨日早速ご連絡を頂いたお客様、当店でシティPROを装着したのですが直後にパンクした様で・・・・しかしパンクに気が付かなかったとか・・・・(^^; どれだけ硬いタイヤやねんって話ですが。

実はパンクした状態での走行が快適だったようで、パンク修理の後信じられないような内圧で使用しているらしい。

すんごい快適ですよ~みたいな。

数値を伝えられて「危険ですかねぇ?」って聞かれましたが・・・・危険とまでは申しませんが、そんなもん腰砕けのグニャグニャやろ。

とはいえ、昨日の夕方早速試してみました。あらら・・・・ほんまや(;’∀’) とっても良い感じ。

接地感も高まり実グリップレベルもアップしてます、コンフォ-ト性も凄くよくなりアンダ-も解消しニュ-トラルステア-に変化。

腰砕けなんて全くないし「???????」今日の朝も少し走って来ましたが確実にウェット性も良くなってます、これ無敵!?

そういえば昔々元世界チャンピオンの原田哲也君がRS125に乗っていた頃、彼を担当していましたがこれがとんでもない原因でスペシャルなタイヤが出来上がったことを思い出しました。

つまり技術的に考えて有り得ないことは無い・・・・事象であると。いやぁ驚きましたね。もうシティPROで大満足です・・・・(^^ゞ

前言撤回!ご安全に!!!

POWER GP 2500km

POWER GPの中期評価を粛々と実施しておりますが当然と言えば当然ですがこの程度距離ではほぼ初期からの変化はありません。

逆に500kmを過ぎたあたりから接地感やグリップレベルは向上しており持続しています。

POWER RSではこの辺りからショルダ-部の磨耗に変化が表れてきていたのですがPOWER GPでは全く確認できません。

ところでコビット19感染拡大防止という事で不要不急の外出や越県は自粛するようにと・・・とくに北九州市民は・・・・みたいな。

なので出掛ける時もかなり気を使いますし気も重いところが有りますが。

少なくとも山の中の誰も人がいないところでしか停車しません、タイヤの状態を確認したらすぐに出発しております。

自動販売機で缶コ-ヒ-を購入するなんてことも一切しておりません・・・・なんかもう・・・・・楽しくないですよねえ。

最近は暑くなってきたし水分補給も必要に成ってきたのでショルダ-バックにペットボトルを・・・・なんてこともしております。

あああ~~~~~もう一日も早く落ち着いてくれませんかねえ。

バイクの後ろに車が付いただけで気にしてしまうというのも本当に何だかの話ではありますねぇ。

ご安全に!!

最近は音楽を聴きながらバイクに乗っている方も多いようですね、大型クル-ザ-なんてオ-ディオが標準装備だったりしますもんね~。

私の場合、音楽よりもラジオを聞きながらなんていいなぁとは思いますが・・・・・

何時もの路で聞くならこの曲ですかね~、まぁ雨は嫌ですけど(^^;

 

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2020.05.22

静寂

昨日は少し遅めの朝駆け^^ 市街地は車が増えましたね。それでも・・・・

ワインディングに入ってしまえばただでさえ車も人も少ない何時ものコ-スですが絶好の季節に成っても全く車も人も見ませんね。

一旦走り出すと信号待ちや一旦停止以外では途中で写真を撮るときに一度だけしか停車しないので接触率は0%。

別の接触率はそれなり・・・・(;’∀’)

少しの間山の中でエンジンを停止・・・・静まり返っていて気味が悪いぐらいなのですが、暫くすると・・・・

耳をすませば野鳥のさえずりが聞こえてきます。

多分、バイクの音で警戒していたのがエンジン停止で静かに成り暫くすると安心して囀りだすのかもですねぇ。

そんなこと考えるとちょっと申し訳ない気持ちにもなりますが・・・・(^^;

私の排気音はそんなデカくないのですが山の中は響くのでしょうねぇ。私の排気音っておならじゃないっすよ・・・S1000RRの排気音ですよ。

まぁそっちも響くぐらい静かではありますけど・・・・。

ところでPOWER GPの走行距離も微妙に伸びて現在1800km弱ですがプロファイルゲ-ジで新品のプロファイルと比較してもほぼ変化なし。

思ったよりもライフは良いかもしれませんねえ、まぁあくまでもハイグリップセグメントとしてはという話ですけど。

さて中期評価も折り返し点になりました。この先も楽しみですね^^

 

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2020.05.12

青焼け

夕焼け~青焼けで日が暮れて~、や~まのお寺の鐘が鳴る~~~~・・・・・。

なんかしばらく走れていないのでタイヤ表面に青焼けが・・・・・。

まぁ通称名でありますが正式名は無くこれは高負荷が掛かり熱を持ちタイヤ内部の油分が揮発したものが表面に残り冷やされて青くなっている現象。

これで一気にタイヤが劣化している・・・訳でもなく特に問題はありません。

因みにブル-ミングと混同している場合も有りますが全く意味が違います。つか走らんば走らんば走らんば・・・・・・。

そういえば最近PCR PCR PCR~ってTVで言っているのがパッセンジャ-ラジアル、パッセンジャ-ラジアルって聞こえるのですけど(^^;

 

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2020.04.26

グロム125のタイヤあれこれ・・・・

最近、どういう風の吹き回しなのか分かりませんがグロム125のタイヤについての問い合わせが多くなりました。

ミニバイクレ-スが盛況の頃は12inchのタイヤもそれなりに販売しておりましたがここ最近は殆ど販売実績が有りません。

稀にお客様のセカンドバイクの12inchタイヤ交換をすることも有りますが年に一度か二度程度(^^;

グロム125のタイヤ交換は一度もやったことが有りません。なのでサイズも知らないし如何な銘柄が有るのかも知りませんでした。

なのでお問い合わせいただいたお客さまにも詳しいショップさんに行かれたほうが良いとか量販店の方が安いのではなんて・・・

ちょっとそっけないじゃないのなんて思われていたでしょうね(^^; でも全く情報を持ち合わせていませんので止む無く。

で調べてみました。

サイズは120/70-12&130/70-12でほとんどのメ-カ-さんはビッグスクタ-用と兼用のラインナップなんですね。

ブリヂントンだったらバトラックスSC、ミシュランではシティ-グリップ2に設定が有ります。

でもってストリ-トハイグリップとなるとダンロップTT93GP一択なんですね。

価格は工賃税込みで22000~28000円程度に成ります。相場は良く存じませんが宜しければご利用ください。

2020.04.07

POWER GP 1000km

POWER GPの走行距離は1000kmに達しましたが・・・当然ですが何の変化もなく初期のパフォ-マンスはほぼ100%担保しております。

ストリ-トオンリ-なので無茶をしている訳ではありませんが、それでもロッコル2と比較するとショルダ-部の磨耗にはかなり差が有ります。

ロッコル2の場合、ブリスタ-?なんて思うほど激しく粗い摩耗が発生していましたがPOWER GPの磨耗はナチュラルですね。

グリップレベルに関してはストリ-トでの差はありません、勿論私のペ-スでという事なので個人差はあるかもしれませんが。

内圧に関してはPOWER RSと同じ程度で良さそうですね。

旋回性に関してはやはり2次旋回性に関してはロッコル2の方がタイトです。

しかしストリ-トの走行ではギャップやバンプをすべて避けて走るというのは難しく特にコ-ナ-リング中の衝撃は厄介です。

その点で言うとPOWER GPの減衰能力、スタビリティ-は素晴らしく何時ものコ-スのアベレ-ジは間違いなくPOWER GPが勝ります。

この辺りに公道要件の落とし込みの差が垣間見えます。

まぁウルトラフラットサ-フェスな路面であればロッコル2が有利でしょうね~、。

後はパフォ-マンスのライフや走行距離が進んだ時のハンドリングの変化や磨耗が如何なのか検証したいと思います。

現時点ではPOWER GPの方が総合点で優秀ですね!

 

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2020.03.26

物流・・・・

やはりというかPOWER エクスペリエンスシリ-ズの供給体制に陰りが出て来ましたねぇ・・・・。

POWER GPに関しては180/55ZR17が国内欠品、CUP2も200/55ZR17が同じく欠品。

次回の国内入荷は当初、4月中旬ごろとなっていましたが5月中旬から6月初旬と大きく見込みが変更されました。

コロナウィルスによる欧州の混乱が原因ですがこれでGW前の供給は不可能になりました・・・・(>_<)

因みにPOWER GPの他のサイズやPOWER 5、CUP2に関しても現在の在庫が無くなれば次の供給は5月中旬以降という事に成ります。

それも確定している訳では無く欧州の状況次第で大きく変わることに成りますね。

ミシュランに限ったことでは無く他のメ-カ-さんも欧州生産分に関しては同じだと思います。

ダンロップも欧州生産や米国生産分に関してはやはり見通しは立てられない状況ではないかと思います。

兎も角も車両メ-カ-もドカティ、アプリリア、KTMの欧州工場は停止している状態、加えてインドがロックダウンを発令したことで国産メ-カ-も車両本体はもとより部品の供給が滞ることに成りますから非常にまずい状況に成ります。

オ-トバイ業界はあまり関係ないなんて能天気なことを言っていた方も居られますが・・・んな訳ないって話です(^^;

何方にしてもGW前にタイヤ交換を考えられている方は早々に手を打ったほうが良いと思います。

当店も多少は在庫を抱えていますが・・・・ほんなこて多少ですからねぇ(;’∀’)

いやはや大変困った状況に成りました・・・・。

2020.03.20

TT100GP ラジアル

現品を初めてみました、しかも組み立てられている状態で。

いやぁ~まん丸ですね・・・・オ-バ-タ-ニングモ-メントお~~~~~的な・・・・・(;’∀’)

アメリカンの様というかクル-ズセグメントみたいな?なんか凄いなあ-。

ところでTT100GPと言えば昔はGP125クラス用のコンペタイヤが始まりでその後サイズが拡大されたMC用REPタイヤのパイオニア的な存在でしたね~。

GP125用はUK製だったかな?当時のプロダクション250クラスは当初GPモデルは使用禁止だったとおもいます。

その頃ミシュランのs41やM45、ピレリのファントムなんてのも有りましたが高価すぎて手が出ませんでしたね・・・・(^^;

んなこんなでTT100は当時、Z1やZ2の定番でした。

そんなイメ-ジが新生TT100GPラジアルにも引き継がれているのでしょう。

この絵は間違いなくその様な意図が有りZ900RSの誕生とも深いかかわりが有るのかもしれませんね^^

まぁ当時と立ち位置は全く違いますけど。

 

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2020.03.10

POWER GPの空気圧

昨日は気温はそこそこ高かったものの風も強く陽が陰るとちと寒かったですね~、特に山口の山の中は気温が低い。

ところでPOWER GPの長期評価をスタ-ト、初回の走行では試すことが出来なかった内圧などを検証してみました。

S1000RRに指定されている空気圧フロント250kpaリア290kpaも試してみましたが・・・・

勿論走れます、普通に走っていればドタバタしますがまぁそれなりに・・・・・

しかしこのセグメントの中ではとても優秀なエンペロッピングパワ-は何処へ行ってしまったのかと(;’∀’)

割と小さなギャップやバンプでもキックバックは強烈でOHLINSの優れた初期作動性も役に立たずって感じですね。

トラコンも介入しまくりだし・・・・(^^;

POWER 5ではここまで大きな変化はありませんでしたがPOWER GPの場合、230/250kpa辺りが上限かも知れません。

無論S1000RRと同程度の車重でという事です。

因みに最近ヤマハの一部大型機種でもワンマンとタンデムで2つの数値を指定している機種が出てきましたね。

ワンマンでは230/250kpa程度を指定しています。ツ-リングセグメントやOEMタイヤであれば適正値ではないかと思います。

因みに車両の指定空気圧はあくまでもOEMタイヤに指定している内圧です。

あくまでも自己責任ではありますが市街地からワインディングも含めたベタ-な内圧は220/200kpa辺りが個人的に適当だと思います。

市街地での軽快感も損なわれずもワインディングでのライディングプレジャ-という点でも良好ですね^^

ご安全に!

 

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