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2013.07.14

ドルフィンブル- フジもう一度宙へ

この間ちゅら海水族館のイルカ、フジの事を少しだけ記事にしたところ・・・

驚く事にブログ内検索のトップキ-ワ-ドに成ってました。

理由は分かりませんが、ちょっと心がほっこりって感じです。

フジの事は2007年に記事にしてますが、今はもう残っていません。

詳細はネットで検索すれば知る事が出来ると思います。

ブリヂストンのHPにも載っています。

2007年に松山ケンイチ主演の映画にも成りましたが、映画ではとても伝えられない苦労とか裏話とか・・・・

有る程度の完成形が出来るまでには実に5年の歳月を要しました。

フジも当時は推定40歳ぐらい、色々と苦労もあったようです。

また開発を手掛けたブリヂストンも売名行為とか偽善とか下衆の勘繰りとしか言いようのない中傷も受けたようです。

世界のトップメ-カ-である同社が多額の費用をかけてイルカの義尻尾を開発してわざわざ売名する訳がありません。

また偽善なら他にも効果的な方法がいくらでもある。

実は沖縄に早くから進出していた別のタイヤメ-カ-やスキュ-バダイビングのメ-カ-にもちゅら海水族館から相談が来ていたのも事実。

残念ながら多額の費用を掛けてまでやる意義がないと結論を下したメ-カ-や技術的に無理だと断ったメ-カ-が殆どだったようです。

私の後輩にも打診は有ったようですが、上がOKを出さなかったようです。 故にブリヂストンの姿勢と成果は称賛に値すると私は思います。

今は静かに暮らしているフジも人工の尾びれが完成した時はその喜びを全身で表していたようです。

もともとイルカは異物を身体に付けるのはとても嫌がるそうです。

でもフジは自ら壊死して小さくなってしまった尾っぽを水面に付き出し、付けてと言っていたようです(^.^)

イルカもクジラも同じ鯨類、クジラを食らう日本人がと揶揄する向きもあったようですが・・・

それは以前記事にしたブタのいた教室と同じ様な倫理観の二面性に繋がるのかもしれませんねぇ。

ドルフィンブル-は真逆の話ですけど。

兎に角も、一つの培われたテクノロジ-は多岐に生かされる可能性が無限にあり、それは命を育む力にも成りえる事を証明した物語でも有ると思います。

 

沖縄に行かれた際は是非ともちゅら海水族館のフジに会ってあげてほしいと思います(^^)/

 

大切なもの

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