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2013.06.27

NC700X健脚仕様

NC700Xのフロントフォ-クスプリング。

STDのスプリングは不等間ピッチのダブルレ-トスプリングが採用されていますね。

一般公道向けのバイクには多く採用されているタイプです。

負荷に対して初期はレ-トが低く加圧が進めば2次的にレ-トが高く成ります。

対してオ-リンズのスプリングは等間ピッチのシングルレ-トです。

自由長はどちらも同じです。

因みにバネ定数は正比例するというのは、机上の話で有ること以前にも記事にしましたが・・

実際にはストローク量によってスプリングレートは変化します。

つまり、スプリングレートというのは、縮み始めから最大ストロークまで、常に一定ではない。

レ-トが安定するのは縮始めから25%~75%程度が最も安定しフルストロ-ク付近では線間密着が始まり、急激にレートが硬く(高く)なってしまいます。

だからという訳ではありませんが、フロントフォ-クのスプリングにダブルレ-トのスプリングは必用かな~なんて思います。

STDのスプリングのレ-トは調べても分かりませんでしたし刻印も無い。

まぁ感覚ではありますがオ-リンズの方が平均レ-トは高いと思います。

取りあえずパイロットフル-ドで粘度や油面を探りつつこの辺って所で組み上げます。

仮組で車体姿勢をチェック。

リバンウドストロ-クが明らかに減少しているので寸法をチェックし補正します。

リアサスペンションもオ-リンズに交換します。

リンク周りをチェックし洗浄&グリスアップ。

それにしてもSTDのリアサスペンションの造りは雑ですね・・・^^;

最近、ダブルレ-トのスプリングに交換すると言うのが流行っている?様ですが減衰能力の劣勢をごまかしている様な気もしますね。

スプリングの巻き数と線径はSTDもオ-リンズも同じですが自由長と基本のセット長が違っています。

無論、減衰能力と作動性は雲泥の差ですね(当然ですが)

先ずは出荷仕様のまま取りつけ、車体姿勢をチェック。

1Gサグは無視しますがデメンジョンに補正を入れます。

フロントフォ-クの取り付け長を再度変更しバランスを取ります。

最後にリアサスペンションのプリロ-ドと減衰をアジャスティング。

これでスタ-ト地点の構築完了です(^O^)

兎に角、計って計って計りまくる、そして経験と想像力が健脚仕様構築の要。

しかし・・・眼鏡・・・買い替え時の様です(T_T)

まつをさ~~~ん!!お待たせいたしました(^.^)/~~~

コメント

レイラSPさん、こんにちは。
そして、ありがとうございます。
早速、週末に引き取りに伺います。
楽しみです~(^_^)

これで、カートコースでも更に弾けれそうです(^-^;

まつをさん、おつかれさまです^^

こちらこそ有難うございました!

良い仕上がりに成っていると思います。

甘い評価をお願い致します(^^ゞ

レイラSPさん、こんにちは。
日曜日に450kmほど、高速、一般道、峠道、晴れ、雨、土砂降り、すべての状況の中走ってきました。(^_^)
良いです。これ!
前後のピッチングがかなり抑えられて、安心して走れます。ギャップの吸収も良いですし、タイヤの変更もあって、安心して結構なペースでコーナーに入っていけます。
あと車高上がってるんで、バンク角も深くなってるのもいいですね。
走りの質感はかなり上がりました。
それと、今更ながらですが、ロード3のウェット性能は満足です。
土砂降りの峠道、ペース上がりすぎて怖いくらいでした。
いいパッケージ手に入れました。ありがとうございました。

8月のコースがちょっと楽しみになってきました(^-^)/

まつをさん、おつかれさまです^^

ヘビ-ウェットの走行はMINEのレ-ス以来走ってませんね~。

つか、甘いコメント有難うございます(^○^)

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