2018.03.24
ゴムの話し その2
前回に続いては合成ゴムの話しとしていましたけど・・・・その前にもう少しNRの話を。
NRにはグレ-ドがあって私が現役の頃はRSS3と言うグレ-ドが主体でこれは飴色をしています。
しかし現在はRSS3は少数派と成っている様で現在使われているグレ-ドはTSR20と言うものになっており代替えが進んだ理由は生産性などの理由から安価であることの様です。
こちらの色は褐色。では何故タイヤは黒いのか???
それは充填剤としてカ-ボンブラックが配合されているから・・・ってこれも正解です。
ではシリカ100%と言われるゴムは白いホワイトシリカが配合されているのにど-して白くないのか?
因みにブラックシリカと言うものも有りますが、タイヤには使われていないと思います・・・多分。
まぁホワイトシリカ100%配合と言っても多少はカ-ボンブラックも配合せざる得ないしシリカの場合カップリング剤や他の薬品も配合され何といっても天然ゴムNR100%のタイヤは無いのでど-しても黒くなります。
現在、トレッドゴムはSBR主体の成分構成なのでホワイトシリカ100%を配合しても飴色や褐色のタイヤに成りません。
しかし、性能を無視すれば飴色のタイヤも褐色のタイヤも染料を配合したカラフルなタイヤも出来るとは思いますが・・・・。
サイドウォ-ル等の色付けは印刷とかコ-ティングなので化粧材と言う事に成ると思います。
まぁトレッド面にカラフルなラインを配したタイヤも有りましたが性能的は聊か問題がありそうで、あくまでもデザイン的な特徴を演出するためだと思います。
因みに前にも記事にしましたがポリマ-関係の化学は得意ではなく、上っ面なので間違いも有ろうかと・・・(^^;
その辺はご了承くださいませ。
で今度こそ合成ゴムの話を・・・・。
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