2016.03.10
TTX25PS“FGR-Cartridge移植
OHLINSのレ-ス専用カ-トリッジの移植です。
販売元では経験値が高く技術力のある販売店で組みこむように指示されている商品です・・・が。
このガス加圧式のカ-トリッジは組み込むこと自体はSSTやジグがあれば難しい作業ではありません。
どちらかと言うとストリ-ト用のFGKの方が組み手の味が出ると言うものです。
まぁSTDのフロントフォ-クにショックアブソ-バ-Assyを組み込む様なものなので・・・・
注入するオイルはエアバネの設定と潤滑と防錆という役目だけで減衰には影響しません。
それにしても他とは比べ物に成らない程の変貌ぶりで正に外見にとらわれるなって言わんばかりの高性能を感じますね。
BPFと同じビックピストンコンセプトでフロントフォ-クとのストロ-クもシンクロしているので減衰力の発生は強力です。
それでいてFGRはハイドロリックロックも起こしにくいらしい。
後はセットアップと言う話に成りますね。
乗り手のスタイルや好み、そして走行するコ-スやラップタイム等など・・・・。
減衰力の設定、バネレ-トにプリロ-ド、そしてディメンジョンは無論、リアのアジャストに使用するタイヤ銘柄等を考慮して基本仕様を構築って所でしょうか。
仕上げは実際に走行してライダ-さんが詰めてい行く事に成ります(ウチはレ-シングサ-ビスでは無いので現地には出向きません)
そう言えば今年のWSBの開幕戦ではOHLINS勢はリザ-バ-タンク付きの加圧フォ-クを使用していませんでしたね。
恐らくこのカ-トリッジと同様のタイプに成ったのかもしれませんね。
キャピテ-ションやエアレ-ションを抑えて安定させると言う意味に置いて構造が簡略化出来るのであればリザ-バ-タンクは外側に無い方が良いと言う事かも知れません。
見た目はカッコイイですけどね。
またこのガス加圧タイプは現地(サ-キット)でのセットアップも容易だし。
その点、BPFは最悪ですもんね~。バネ交換程度の作業でほぼ全バラですから・・・・^^;
兎も角、外見はSTDですけどFGRTフロントフォ-クよりもレベルは高い品物ですね、高いけど。
因みにフロントのストロ-ク管理は、ジュラコンのセンサ-はお洒落で良いのですがレ-スとかサ-キット走行を前提とした場合、シリコングリスを塗布する事をお勧め致します。
色んな事が見えて来ると思いますよ^^
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