2015.07.23
ブラックバ-ド完了!
ゴッソリ入荷したOHLINSもブラックバ-ドで一段落ですね~。
ところで走行45000kmのCBR1100XXはこれまで足回りはノ-メンテだったようです。
フロントフォ-クも要O/Hだと思いますが先ずはリアから。
因みにオ-ナ-さんご自身もリアの動きに違和感が有ると仰っていましたが・・・流石に人間様の感覚は鋭いですね。
リンクア-ムとフレ-ム側ステイの間に異物を挟み込んでいて先端は削れてガシッと噛み込みロック・・・・^^;
フリ-では可動しない状態でした。
走行負荷で無理矢理・・・なんとか動いていたみたいな・・・・物凄いフリクションロスです。
というか、このまま使用を続ければ必ず壊れます、恐らくフレ-ム側のスティに必ずダメ-ジが出ると思います。
(まぁ自身がR1100Sで同じ様な経験しましたからね・・・・^^;)
元々のア-ム先端とフレ-ムのスティの形状とクリアランスも異物が噛みこむ原因も有りそうです。
同型のリンクを使用している機種のオ-ナ-さんは要注意!
リンクプレ-ト等は歪みも無く、洗浄しベアリングやシャフトにグリスアップしア-ムの先端は修正。
因みにブラックバ-ドのリアショックアブソ-バ-の投入はかなりタイトなのでコガネの脚は養生して仮に組み付けます。
リザ-バ-タンクやプリロ-ドアジャスタ-の位置を決め固定し、養生を解きます。
これでご拝観可能ですね・・・・二礼二拝・・・一礼・・・・はしませんが(^^ゞ
適正トルクで本締結。
OHLINS保護のためのリアフェンダ-も新設し各個所の作動を確認しプリロ-ド、減衰の基本設定を行い完了です。
リアフェンダ-はご本尊が見え難くなるのがちょっとアレですがプロテクションと言う意味では必須。
ところでOHLINS取り付け後に前後のバランスを再チェックするとやはり・・・・フロントもO/Hを行った方が良いようです。
兎も角もブラックバ-ドリア健脚完了です!ご安全に!!
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お久しぶりです。
リンクについては私も過去トラブルがありました。
少し古いプロリンク系では、リンククリアランに小石が食い込んで反対端面が押し付けられカジるくらいですが、
(NSR250でも良くなってました。動きは渋くなるもののなんとか動く)
最近のユニットプロリンク系の場合、プルロッドとリンクプレートの位置関係が鋭角に設計されており、
(プロリンク系はリンクの辺同士が大概鈍角に位置してました)
リンクプレートの作動角・作動角速度も倍増している為か、
(ユニットプロリンクのショックアッパーがスイングアーム支持でリンク動作のみで緩衝動作を完結しており)
タイヤの拾い上げた路面の3mm以上の小石がリンク動作中にサスペンションリバンプ側でリンク角辺の角々に食い込んで
伸び側で瞬間的に完全サスロックを引き起こすことがちょくちょく起こります。
使用後のリンクを分解すると、ピボットより5cm近く離れた部分にまでリンク同士対辺角々に食い込んだ打痕が実際残ってますからねえ。
例えると、切れないハサミで竹ひご切ろうとし刃先に竹ひごが食い込む感じ。
粘着系のハイグリップタイヤで荒れた峠道を走行する時に特に条件が揃い頻発します。サスセット柔らか目=リバンプ側弱目。
粘着タイヤが小石を拾い上げて、リンクにシャワーのごとく小石を降り注ぎます。リンクもフェンダーもサンドブラスト当てた感じになりますから。
大き目のバンプを拾った直後が最悪で・・・脚が伸びてこない。。。
大きくリヤが飛ばされ運良く、リヤタイヤが接地した瞬間に拾ったバンプ以上の荷重を掛けるまでに至れば、
なんとかリンク間の小石が離脱し、ライダーは生還できると言った仕組みです。
バンプ拾った直後にリヤが吹っ飛び、接地した瞬間にダダダダッツと「リヤにチャタ(ジャダー)が起こった?」って感じの現象です。
ジャダーも起こせない=荷重を与えられるマージンも無い=確実に転倒 です。
数年前、メーカーの相談室に数回・数時間に渡りクレーム入れましたが梨のつぶて状態でした。
国交省のサイトにも私が投稿しておりますし、一時は訴訟についても検討しておりましたので。
Posted at 2015.07.23 6:32 PM by 中年ライダー
中年ライダ-さん
ユニットプロリンクに限らずボトムリンク等は異物を噛みこむ可能性は高いようです。
そう言った意味に置いてはアッパ-リンクやホリゾンタルバックリンクは有利かも知れませんね。
何れにしても普段はあまり気にとめないリンク周りのメンテナンスは重要と言えます。
異物を噛みこむと電子制御にも誤作動が起こるかもしれませんし・・・・。
要注意ですね。
Posted at 2015.07.24 9:29 AM by REIRA-SPORTS