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2015.03.11

残念!

先日、私の数少ない同業者である知人が久々にご来店。

何でもこの業界から完全に足を洗う・・・と言うか既に脚を綺麗に洗ったらしい。

中々厳しい業界ですから好きなだけではやって行けないとしみじみ仰っておられました。

時代も変わったしね~なんて・・・身にしみたりしますね。

彼曰く、そもそもバイク屋なんて好きが高じて開業するパタ-ンも多く・・・・

好きだからこそ全て自分の中で完結したいと考える・・・・らしい。

例えば旋盤を導入したり、塗装も修理もエンジンも足回りも全て・・・・やりたいらしい。

なのでコストばかり掛かる上に中途半端な仕事に成ってしまい・・・・思うようには行かない自己嫌悪に陥る事も有ったそうです。

何となくその気持は分かりますねぇ・・・まぁ私の場合は得意な分野に特化してやっている訳ですが・・・・

例えばウチの場合、塗装や機械加工などは専門の工場に外注しています。

そちらの方が仕事も間違いないし材料代だって効率的だし何しろその世界のプロですからねぇ。

私に旋盤を引けとかエア-ガンを操れとか無理ですもんね(^^ゞ

幸いな事に図面を引くのは得意なので図面を渡してお願いすれば立派な仕事をして頂けます。

その間は本来の仕事に集中できるし。

でも何だかスッキリした顔をされていましたね、お疲れ様でした。

コメント

バイク屋さんが生き残る術は無いのでしょうか?
町のバイク屋さんでも、やはり同じなのでしょうか?

お世話になっているバイク屋さんと、バイク屋が生き残る事について話をした事があります。そのお店は、某4代メーカーの小さな系列店になり夫婦で経営されています。店主は、もう70代ですがバリバリ現役で働かれています。
その店主が仰っていたのですが、早い段階でビジネスバイク販売に力を入れていたった事。お客様へのサービスに力を入れ顧客を増やしていった事。真面目に長年、真摯に経営してきたこと。メーカーの看板の力もある。(サポートを含む)と…今振り返ってっみると、これだけ店が長く続いた理由を語っていました。
その店主夫婦に、跡継をしないか?と言われ気持ちが揺らいでいた中でこの記事を読ませて頂きました。

momoさん、おはようございます。

ウチも今年で28年目に成りますが正直厳しいと言うのが本音です。

まぁ逆に言えば28年もやってこれたと言う事ですが、息子に後を継がせようとは思いません。

ただし、物凄くバイクが好きで有るなら話は別ですけどね(^・^)

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