2015.02.20
白いGS
R1200GSのお客様は結構居られますが白いGSは珍しいですね!
オ-ナ-様はバイクは白と言うジンクスの様なものがある様で縁起担ぎなのかもしれませんね。
ところで、タイヤはご指名でアナキ-3からアナキ-3へ交換。
走行距離も10000km以上のライフを誇り、偏摩耗も無くとても気に入られている様です。
BMWの承認タイヤでOEMにも採用されていますが・・・・
先日仕入れた情報ではトラコンの装備されたGS系はフロントショルダ-に偏摩耗が発生するらしく、トラコンとタイヤの摩耗に相関性が有るのではないかと。
特にGS系のフロントに発生する偏摩耗でオンオフタイプでもオンタイプのタイヤでも事例が有るらしい。
その因果関係は分かりませんし、実際にその様な摩耗も見た事が有りませんから何と言えませんが・・・・
オ-ナ-様のフロントタイヤの状態は極ナチュラルな摩耗で問題は皆無。
もしかしたら偏摩耗はキャスティングホイ-ル装着のGSに発生しているのではないかと想像しています。
偏摩耗と言うほどではありませんがキャストとスポ-クホイ-ルで摩耗の違いは確認しています。
キャストホイ-ル装着車の方がタイヤショルダ-の摩耗は荒く出ているのは確か。
因みにワイヤ-スポ-クホイ-ルは撓むのが仕事であると記載した事が有りますが、スポ-クホイ-ルの場合多少歪んだ状態でも高回転に成るほど芯を出そうとする働きが強くなります。
それは剛性が低いと言う事も一因で例えばロ-プの先端にウェイトを取り付けて回転させた状態をイメ-ジすると近いかも知れません。
カウボ-イの投げ縄とかもイメ-ジは出来るかも・・・・。
剛性の高いキャストは回転力が高まっても歪みは増幅されるので同じホイ-ルでも特性はかなり異なると言う事ですねぇ。
昔々バイク用のキャストホイ-ルが出始めのころは剛性が高く撓まないので危険であると言われていました。
現在では笑い話ですが、当時はお上もその様な理由で許可をしなかったらしい。
まぁ当時のサスペンシステムと言う話も有るかもしれませんが、スポ-クホイ-ルのしなやかさは捨てがたくサスペンションやタイヤでこの感覚を再現する事は難しいと思います。
メリット・デメリットと言う話ですがOFFの世界ではスポ-クホイ-ルが絶対的主流と言う事からもスポ-クホイ-ルが如何なるものかは分かると思います。
一時期話題となったチタンアクスルシャフトもしなやかさに置いてスポ-クホイ-ルには敵いません。
今後、新時代のスポ-クホイ-ルが登場するかもしれませんね!
ご安全に(^.^)/
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