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2014.09.07

欧米風

遠路、広島からタイヤ交換でご来店に成ったお客様。

最近は広島方面からの常連様も増えました。

本当に光栄な事ですね(^・^)

今回ご来店のお客様の愛車はクロスプレ-ンのYZF R1。

結構な頻度でロングツ-リングにも出かけられるらしくPILOT ROAD3をご指名です。

実は欧米ではス-パ-スポ-ツモデルにツ-リングカテゴリ-のタイヤをチョイスする事は珍しくありません。

まぁ日本と平均走行距離が圧倒的に違う大陸の文化と言う事も有ると思いますがSSモデルに短パン、タンクトップのお姉さんが荷物満載で走っているなんて普通の光景なのかも知れませんね。

過去、そんな市場背景も有って登場したPILOT ROAD2はスポ-ツティストのツ-リングタイヤでしたね。

切れのよいツ-リングタイヤ、言いかえればグリップの低いスポ-ツタイヤ・・・の様な・・・^^;

発売当初はニ-ズにピッタシカンカンなキャッチで爆発的に売れたようですが、リピ-ト率が低かった様で・・・・

ケ-シング剛性の取り方の方向性がスポ-ツタイヤと同じで内圧も欧州のスポ-ツ車の推奨空気圧レベルの設定だったと思います。

しかし、結局はツアラ-に求められる要件とスポ-ツに求められる要件の違いを見極められなかったという事ではないかと思います。

ツアラ-とのマッチングは安定感に欠けSSにとってはグリップレベルやインフォメ-ション性に欠けると言ったネガがクロ-ズアップされる結果となった?

なのでMICHELINもROAD3から軌道修正したのだと思います。ROAD4は更に突き詰めたそんな感じかな。

例えばGSX1300Rにスポ-ツタイヤをチョイスする場合、レスポンスやグリップレベルの高さを求めて装着しSSモデルにツ-リングタイヤを装着する場合穏やかなステア-特性やオ-ルウェザ-な能力を与えたいが故と言う事だと思います。

R1にROAD3をと言う理由もそれに他なりません。

とは言え、それぞれのステ-ジに合わせこまれた車体ですから目的に合わせてリ・アジャストすることも肝心。

なので前後のサスペンションもROAD3とR1の妥協点と言う意味でセットアップ。

結果はオ-ナ-様曰く応答性、つまり切れ味は姿を隠し、穏やかなステア-特性が得られコンフォ-ト性も向上、とても楽ちんに成ったと。

因みにコ-ナ-リングでは想定のラインから一本程外側に・・・・それもまた想定内。

やはり立位置はハッキリした方が姿は見えやすく、選択はライダ-それぞれの趣によると言う事だと思います。

故にPILOT ROAD4が売れている訳でもあると思います。

ん?じゃあ何故ROAD3???

それは大特価だったからです(^O^)

それもまたタイヤ選択の趣の一つである事は誰も否定できませんよね~!

ご安全に!

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