国内の2輪車販売台数は微弱ながら伸びているようです。
中でも軽二輪の伸びは前年対比40%の伸びだそうです。
それに伴ってと言う訳では無いかも知れませんがレ-スの世界でもNinja250RやCBR 250R等の参加できるクラスが俄かに活況を帯びてきていると言う話です。
(よい事では無いですか)
しかし、それに相反してST600クラスは年々エントリ-の減少が進み某団体は危機感を持っているようですねぇ。
減少の理由はレ-スに費用が掛かり過ぎる事、特にタイヤに掛かる負担が大きく更にタイヤメ-カ-はそれを助長するように“不当”な競争を行っている。
と某統括団体は言っているらしい・・・^^;
何を仰いますかと言う感じですねぇ(相変わらずです)
そこで某統括団体は考えました。
NinjaやCBRのレ-スから上がってくるライダ-の為の受け皿としての位置付にST600を置き、更に上を目指すライダ-はJGP2に移行して頂く!
車両レギュレ-ションも厳しくし改造範囲を狭め、タイヤもストリ-トスポ-ツタイヤに限定する。
又、予選、決勝のタイヤは1セットに限定する。
つか、それってST600クラスが造られた時の最初の話だと思いますが・・・
詭弁でかわしてきた前言を撤回しST600用タイヤはストリ-トタイヤでは無い、レ-シングタイヤだと言っている様なものですね。
更に某統括団体は考えました。
コントロ-ルタイヤ制にしようじゃないかと。
でもねぇ各タイヤメ-カ-からは良い返事が貰えず・・・・困っているようですね。
まぁ私もその昔、某団体のロ-ドレ-ス委員を無理矢理やらされていましたが・・・
あの学級会の様な委員会は何も変わっていないようですね。
まず現行のST600クラスの参加者減少の原因は参加者の高年齢化にあると言う事と、日本のロ-ドレ-スが成熟期にあると言う2点ではないかと思います。
費用面による障害は否めないもののタイヤ代だけに原因があるのではなく、車両や練習に掛かる費用も含めた消耗費と満足度のバランスだと思いますねぇ。
一番大きな問題はリスク。
排気量が大きければやはりそれだけ大きなリスクを負う事に成ります、高年齢化と云う事はそれだけ社会的な立場や背負っているものの大きさも違うって事ではないでしょうか?
ロ-ドレ-スをやる上で得るものと失うもののバランスを賢明に判断している。
そう言う事ではないかと思います。
まぁ参加型のST600を再構築する上でコントロ-ルタイヤと言う考えは有りだと思います。
肝心なのはかつての(今も?)FJ1600の様に一定の期間でロ-テ-ションを行うべきではないかと思います。
更に保険の問題や参加費用、もっと言えばサ-キットのライセンスや参加料に関しても全体で見直す必要があると思います。
保険は手厚く、参加費やその他の費用は出来るだけ安価に。
そしてピットクル-ライセンス(今もあるのか?)なんて訳のわからんモノは現実的な内容に見直す。
そして一番大切な物は夢だと思います。(その面ではCBRカップはイイとこついてると思います)
無論それは金銭的な物だけでは無く心に与える豊かさと満足度。
それと所謂重鎮の方々やその太鼓持ちの意識変革(それが一番むずかしいかも)
それが出来なきゃわざわざ選手権なんて参加しなくても各サ-キットのイベントレ-スやオリジナルレ-スで楽しんでいた方が幸せだと思います。
ロ-ドレ-スは文化だと錦の御旗を振っていますが某統括団体のレ-スだけが文化ではありませんからねぇ。
トップクラスは某統括団体が好きにやればよし、裾野を広げたければわが身の利益を顧みず参加者の立場に立った政策が肝心要だと思います。
まぁ業界裏話をお伺いしてその様に思った次第でございます。
戯言です、さらっと聞き流してくださいね。