2022.01.14
チェ-ン&スプロケット
今現在は殆どの機種に適応する歯数違いの前後スプロケットが市販されていますが以前はそんな便利な話はありませんでした。
オフセットしたドライブスプロケットやSRXやSRをレ-サ-に仕立てコ-スに合わせてレシオを変更しようとすると一から製作するしかありませんでした。
当時、工業用のスプロケット等を制作・加工している会社にドライブスプロケットの製作を依頼したところモ-タ-サイクル用のドライブスプロケットは歯切りが難しく制作できないと断られたことが有ります。
規格が違っていたのか如何なのか分かりませんでしたが歯数が少なく当然小径な上高速で回転するのでチェ-ンロ-ラ-を確り谷に収めることが出来ずスム-ズに送ることも難しいと。
なので他機種の番定が同じ歯数違いのスプロケのスプラインを加工してもらっていました。スプロケットと言っても簡単ではないって話ですね。
因みに全日本を走っていた頃イタリアのチェ-ンメ-カ-であるレジナのサポ-トを受けていたこともありショップで取り扱うチェ-ンもレジナが主だった時期が有りますがカシメ方が国産と違ってピン外側をカシメるタイプで工具がとっても高価でしたね(^^;
その当時で10万円ぐらいしてました。
そのレジナのチェ-ンですが精度が高いというか高過ぎる為かもしれませんが社外品のドライブスプロケット等で相性が悪いとロ-ラ-が確り谷に収まらず浮いた状態になっていました。
暫く走って磨耗すると収まっていましたが・・・これって如何よって話しですよね。
レジナの輸入元に相談してもスプロケットに問題があるという回答しか無く対してDIDやRKだと全く問題ない訳で・・・・。
まぁ確かにダイナモに掛けた時のチェ-ンの動きはレジナは別格にスム-ズで振れなどはほぼ無かったのは確か。
そのクオリティ-を保つには甘さは許さんって感じだったのかもですね。
なので性能は兎も角、販売することに対しては不都合も多かったので取り扱いを辞めるという判断に至りました。
現在ではスプロケットもチェ-ンもクオリテイ-は相当に高くなりこんな話もないのでしょうけど・・・・
稀にスプロケット側の精度によってはDIDでも確り座らないことが無いことも・・・無い。
チェ-ンの初期伸びなんて話も馴染みと言う点が原因なことが多い様な気がします。
それは兎も角、今となってはレジナ製の超高価なSSTがツ-ルボックスの片隅に静かに横たわっているだけですね(;’∀’)
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