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2016.01.30

S21を見てみよう!

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先行予約していたバトラックスハイパ-スポ-ツS21が入荷致しました(^.^)/

入荷したと言っても零細な小規模小売店なのでごく少量ですけど・・・・

では実際に現品を見てみて私なりに少々考察してみました。

フロントのラジアスはS20EVOと比較して見た目にラジアスが小さくなったことが確認できます、リアも噂で聞いていた様にラジアスは逆に大きく取られています。

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フロントのコ-ドはS20EVOと同じくレ-ヨン+スチ-ルが採用されていますがリアはレ-ヨンに変わってナイロンが採用されてます。

さて舐めまわす様に見てみると、グル-ブは14%程度深くなっています、触感ではありますがリアタイヤのセンタ-に採用されているラバ-はS20EVO比較でハ-ドネスは高められている様です。

恐らく溝深さで14%、ハ-ドネスで16%・・・ト-タル30%で耐摩耗性の向上を狙っているのかな?

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因みにフロントのラジアスを小さくしてリアを大きく取ると前後ラバ-のグリップレベルのバランスの取り方や、劣化による摩擦力低下等によって中高速域ではプッシュアンダ-が発生する可能性があります。

逆に低中速側での操舵性は軽快感が向上し、リアのオ-バ-タ-ニングモ-メ-ントが上手くシンクロすれば安定感を両立する事が出来ます。

バトラックスS21はS20EVOよりもラグジュアリ-側・・・つまりツ-リングスポ-ツと言った方向に振られたのかもしれませんね。

カテゴリ-としてはミシュランのパワ-3やメッツラ-のM7RRと言ったところにより絞り込んだのかも。

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加硫時間や温度も・・・・変更したのかも・・・・これはコストですから何処もやってると思いますが。

営業的な戦略から見るとバトラックスRS10のポジションをよりハッキリさせたいと言う意図も見え隠れしたりして・・・・。

個人的にはS20EVOは良くできたタイヤでBSのラインナップ中では最も好みのタイヤですが、世界的に見ると多少ぼやけたポジションでニ-ズに見合ったものに見直されたと言う事なのかもしれません。

一つ疑問なのは技術説明会でBSのエンジニアがサ-キットのラップタイムについて語っていたところ・・・・。

タイムよりフィ-リングが重視されるべきレンジのタイヤでS20EVOと比較し良くなったと評価するのは如何なのでしょう?

まぁ実際に乗ってみないと何とも言えませんが・・・・・。

メガツアラ-のオ-ナ-さんにとってはS21は行けてるのではないかと思います。

後はコンフォ-ト性が如何かな???楽しみですね~~~♪

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