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2019.05.04

舗装の違い

以前、海外と日本の速度規制の違いを記事にしたことが有りますが舗装の規格に関しても海外と日本では違いが有ります。

まぁ日本国内でも北海道と沖縄では随分違いが有りますが。

欧州の舗装に関しては日本の舗装と比較して摩擦係数が低い場合が多いようです。

またコンクリ-トの様な硬度の高さが求められるケ-スもあり軍事的な背景もあるようです。

故に私が勤めていたタイヤメ-カ-でも取り分けVAN用やTBは仕様が違っていました。

オ-トバイ用タイヤの場合、国内メ-カ-は極一部を除いて概ね国内販売用と海外向けの仕様は同じ。

何方の環境に合わせるかはマ-ケットの比較などが考慮されているようですが・・・

欧州メ-カ-は地域によって異なる仕様をそれぞれ生産している場合が多い。

なので例えば欧州仕様を国内で使用すると随分磨耗が早かったり国内仕様を海外で使用するとグリップ不足や特にウェットでの評価が低いなんてことも有ります。

特に欧州はウェット性能は重要視されていますから日本国内では評価の高いタイヤでもそのまま欧州に持っていくと低評価に成ることも。

ここからはあくまでも私的考察ですが日本国内では人気の高いS21が欧州ではイマイチというのもこの辺りの事情が有るのかもしれません。

故に手当てをしたのがS22という気もします。

因みにS22そのものは何となくですが既に次期モデルまでの短期の繋ぎって感じもしております・・・(^^;

S21EVOではなくS22としたのも欧州でのイメ-ジを一新しておく必要があると考えたのかもしれませんねぇ。

時期的に他社の新商品登場のサイクルを鑑みつつ次期タイヤのタイミングを計っているのではないか?

世界のブリヂストンさんですからこの程度のモディファイで良しとしているとは思えません・・・私の単なる妄想かも知れませんけど(^^ゞ

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