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2021.02.27

OEMタイヤの空気圧・・・的な

某モトブロガ-さんの影響なのか最近またまたお客様から空気圧の質問を頂くことが多く成って来ましたね(;’∀’)

過去に何度も記事にしているのでご覧に成っていただくの一番ですが・・・読んでももよく分からないと・・・ですか・・・。

それでは先ず車両メ-カ-の多くが指定している空気圧の数値ですが例えばフロント120/70ZR17サイズで250kpa。

リア180/55ZR17サイズで290kpaが最もポピュラ-です。

この数値はJATMA(日本自動車タイヤ協会)の規格でその最大値です。

180/55ZR17 73(W)の場合、最大負荷荷重能力365kgで速度270km超を担保する空気圧が290kpaという事に成ります。

またこれ以上の空気圧の規格はありません。タイヤのサイドウォ-ルにも最大空気圧290kpaと刻印されておりそれ以上の内圧は与えてはならないという意味に成ります。昔は限界空気圧とも呼んでいました。

因みにTBなどでも規格能力を担保するのは法的な使用限度まで保たれなければなりません。

なのでメ-カ-にもよりますが新品時には規格以上の能力を担保したタイヤが殆どです。

故にライディングプレジャ-を考慮し多少低圧に調整しても危険などという事も有りません。

良い例が前後共に同じタイヤサイズで車格もほぼ同等のMT07とMT09、OEMのタイヤ銘柄は異なりますが規格は同一です。

でもしかし指定空気圧はMT07は225/250kpaでMT09は250/290kpaです。

これは一体どういうことかと申しますとMT07の場合タイヤメ-カ-の担当者の熱意と車両メ-カ-担当者の思いという所でしょうかね(^^;

なので何方の空気圧も正しく思いの違いという事に成りますね。

REP仕様とほぼ同等のタイヤがOEM(ROAD4)に採用されているMT07とバッチリOEM仕様のタイヤが採用されているMT09との違い的な。

欧州車の様に使用条件によって最適な空気圧を表記すれば良いのですがそれもコストという事でしょう・・・残念ですが。

因みにREPの場合、セグメントや構造、仕様で同サイズでも適正空気圧は異なります。

 

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