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2020.07.07

久々に備長炭!

お客様からのご要望が無い限り積極的に販売することは無いクロモリ製のアクスルシャフト。

今回は2020年CBR1000RR-Rのお客様からご注文いただきプラスアルファのシャフトと共にお取り寄せ^^

あくまでもお客様のご要望にお応えしてというところですが・・・・・

巷ではクロモリ製アクスルシャフトへの過剰な期待があるので私としては・・・・聊か・・・・積極的にお勧めするのはちょっと的な ^^;

因みにデメリットというところは全くありませんがメリットが物凄くあるかと言えば機種によるところだと思います。

よく耳にする車体の押し引きが軽くなるという点、これについては理屈が違うと思っています。

先ず回転しているのはベアリングのアウタ-レ-スでインナ-レ-スとシャフトは固定されている訳ですからシャフトによるフリクション云々ということは無いと思います。つか私に理解できないだけかもしれませんが・・・・。

しかしシャフトの加工精度が高く表面処理が非常になだらかという点は作業者のスキルの高さ低さに関わらずホイ-ルの整列が容易にできる。

つまり普通に組付ければホイ-ルセンタ-はほぼ出ているという事です。

結果的に車体の押し引きが軽くなるのはZERO POINTシャフトの2次的効果と言ってよいかもしれません、しかしSTDのシャフトでも同じように整列出来るし確り組めば押し引きは同じように軽くなります。

ではハンドリングが変化するのかというと機種によると思っています。そもそも最新のビックバイクのアクスルシャフトは殆どがクロモリ製です。

なのでクロモリtoクロモリで変化はあるのでしょうか??

例えばクロ-ムモリブデン鋼にも種類が有りそれぞれ特性が異なりますがその材質の特長がハンドリング特性に変化をもたらすのか?

この辺りは微妙だと思います。例えばシャフトの肉厚や形状を一から見直して効果的な剛性や撓みを有効化しているというのであればそれは当然効果あり。

そもそもトップブリッジやアンダ-ブラケット、アクスルシャフトを含めて一つのサスペンションですから変化は当然。

トップブリッジやアンダ-ブラケットの形状や材質を見直してチュ-ニングするのはごく当然の手法ですもんねぇ。

でもZERO POINTシャフトの形状はSTDとほとんど同じ、肉厚に関しては多少厚みが有るものもあります。

逆に薄いものも有るようです。でも大きな違いは無いように思います。

この差が如何働いているのかは確認していませんがR1100Sの場合はハッキリわかる変化が有りました振動減衰能力はやや高まり何よりも応答性はハッキリと向上したことが体感できました。

S1000RRの場合は何の変化も感じませんでしたねぇ・・・・・残念ながら。

とはいえ組付け精度が高まる事と錆難いことはメリットだと思います。

また高性能かも知れないパ-ツに交換したという心のテンションは高まると思います。

そしてP,E,Oの社長さんが気さくで良い人・・・・・みたいな(^^ゞ

今回はクロスカブ用も入荷したのでコチラは効果ありそうだな~と期待しております。

ご安全に!

 

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