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2017.02.16

DUNLOP α14

α13の後継モデルとしてリリ-スされたDUNLOPα14のインプレが紹介されていますね。

公道要件と言う事を前面に打ち出したスポ-ツタイヤの様ですが記事の内容を見ると何処のメ-カ-さんも同じ方向性を打ち出して来た感じですね。

ス-パ-スポ-ツカテゴリ-のタイヤであってもトラック性能だけではなく公道タイヤである以上公道で求められるパフォ-マンスの方が重要なことは前々からミシュランは御旗を掲げています。

それがト-タルパフォ-マンスと言うコンセプトです。

ところでα14がどうのこうのと言う事ではないし乗ってないので如何なタイヤなのかもわかりませんが・・・

インプレ記事の中で比較用のα13とα14の内圧の違いに注目。

試乗はTC2000と周辺のワインディングを含む一般公道で行われたようです。

α14に関しては多くのビックバイクのメ-カ-指定空気圧として採用されているフロント250kpaリア290kpaで試乗が行われたようです。

DUNLOPの説明ではα13はそれよりも低い空気圧設定を与えた上での比較検証だという事です。

おやおやって話ですが・・・・(;’∀’) 今までの適正内圧の誤りを自ら認めたという事に成るのではないかと?

α14に関しては250/290kpaでパフォ-マンスが発揮できるよう設計しているとプレゼンでも仰ってたようです。

もう今までの話と言うか姿勢と矛盾していますよね、しかし・・・それにしても世間一般が250/290kpaと言うJATMA根拠の最大空気圧こそ正しいと言う風潮に合わせてタイヤを設計するとは私には理解できませんね。

何もJTMAの内圧が間違っているという事を言っているのではありません、JTMAの示す空気圧は上記の内圧のみではなくそれぞれの内圧によって担保すべき能力の基準を示している訳で最大空気圧はLI値やスピ-ドシンボルの最大能力を担保する基準値であってタイヤの様々な能力を最大限に引き出す内圧とは意味が違います。

無論規格上担保すべき能力は何処のメ-カ-もJTMA規格を尊守しています。

まぁα14の場合は250/290kpaでも普通に使えるという事なのかもしれませんが。

290kpaと言うのは言い換えれば限界空気圧でJATMAにはそれ以上の規格空気圧は有りません。どのような条件下においても一つの数値で対応する若しくは出来るという事に成りますが・・・・聊か無茶ではないかと。

また輸入車の一部の様に210kpaや230kpaを推奨している機種やMT07の様に225/250kpaが指定されている場合、更に少々前のモデルの様に低い内圧を指定している機種には如何に対応するのでしょうか。

DUNLOPさんの話しからすると250/290kpaに合わせろという事に成るでしょうね。確かにカスタマ-センタ-の対応は楽になるかもしれませんが。

以前タイヤメ-カ-が車両メ-カ-にすり寄る傾向にあると書きましたが・・・それで良いのでしょうかねえ?

OEMタイヤの納入と言う点でいえば分からなくもない話ですが・・・・

更に最近では国交省に届け出る燃料消費率という公的数値の件もあるし・・・厄介でありますね。

タイヤメ-カ-はパ-ツサプライヤ-の中でも特別な立場に有るわけで車輛メ-カ-に対しての提案とかよりト-タル性能向上の為のパ-トナ-シップを発揮すべきと思うのですが。

兎も角もα14は全くキャラに幅のないタイヤか若しくはウルトラワイドな能力を担保する魔法のタイヤなのか?

興味はそそりますね~!

 

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