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2016.05.22

摩耗による変化

DSC03784

昨日のライドオントレ-ニング。

6000km以上走行したス-パ-スポ-ツEVOは流石に交換して走るべきですが・・・・・

この状態でカ-トウェイとは言えトラックを走る事は通常のテストではありえませんが、良い機会なので走行してみました。

パフォ-マンスが低下しているのは間違いありませんが、グリップレベルも然ることながらケ-ス剛性の低下・変化は著しい。

ブレ-キングではリアが安定せず・・・・若干ドリフト状態。 立ち上がりでも・・・・これまた同じ。

ペ-スをタイヤに合わせれば走れない事もない程度ですが。

もっとも変化が大きいのはバンク保持性。パ-シャル状態でも安定せず限界バンク角に至る前にグニャリと倒れこむ。

これはかなり怖いですね~~~。

CRW_0027_RJ

当然、旋回性はかなり悪化していてどアンダ-ですね。

しかし、ちょっと発見というか一般公道を走る上で摩耗したタイヤに最後まで残すべき必要なパフォ-マンスを考えさせられました。

通常はウェア-インジケ-タ-が露出するまでタイヤを使用するのは普通の事です。コ-ナ-リング性能やステア-特性が劣化と共に低下するのはまぁ当然ですが・・・・・

もしもの時・・・・例えばハ-ドブレ-キングをしなくてはならない時等の最低限の安定性の担保は重要です。

Newタイヤの時は前後の剛性バランスはフロント側が比較的高く感じていて、もう少し低く取ればパフォ-マンスはさらに上がると思っていましたが一般公道用タイヤのライフを考えると・・・この剛性バランスは必然だったのだと。

ス-パ-スポ-ツEVOは6000km以上も走行した状態でもフルブレ-キング時にフロントタイヤは素晴らしい安定性を発揮しています。

ミシュランの謳うト-タルパフォ-マンス「安全性・タイヤライフ・プレジャ-」その真骨頂はここにあると思いましたね。

DSC03785

因みにケ-ス剛性の低下は内圧を高めても補正することはできません、バンピ-に成るだけで剛性は低いままです。

サスセッティングでも補正できません。

ゴム風船にパンパンに空気を入れたところで剛性は上がるどころか低下してしまいます。

タイヤが摩耗すると言う事は・・・・ちょっと違いますがイメ-ジ的には分かり易いのではないかと。

つか・・・・良い子の皆さんは決して真似しないでくださいね~~~~!! 減ったタイヤは早めに交換です。

 

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