2014.12.24
事故
昨日、ガソリンスタンドでTBタイヤにエア－を充填中に事故が起り作業を行っていた方が亡くなられました。
そのニュ－スは各ＴＶ局でも報道されています。
私は新人研修のときに実演を見ているしその破壊力も十分承知しています。
元々タイヤのエア－充填作業は安全柵の中で行うよう定められていますが、実際はＴＢやＯＲの一部で実施されている程度でＰＣやＭＣで実行されている事は皆無と言って良いでしょう。
罰則も有りません。
そもそもタイヤの組み立てにはタイヤ整備士と言う国家資格を持つ事が推奨されていますが現在、その資格取得のための試験は行われておりません。
残念ながらタイヤショップに置いても安全と言う面でタイヤに精通した事業者は少ないと言って良いでしょう。
今回の事故に関しても恐らくはガソリンスタンドのコンプレッサ－の能力が標準的なものと考えるとタイヤに何らかのトラブルが有ったと想像できます。
その確認ができていれば防げた事故ではないかと思います。
ピンチカットやクラックは簡単に考えてはいけません。
パンク修理もその対処によっては同じことが言えます。
ＭＣタイヤの内圧が低いからと侮ってはいけません、実際の実験ではかなりの破壊力を持ちます。
タイヤチェックは積極的に行いましょう！ご安全に！！！
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