2022.01.07

フラ重い・・・(^^;

少しづつ日の入り時間が遅くなってきましたね。冬の夕空は寂しげです。

因みにCOV19の陽性者数は一気に上昇し陽性者0の県はありません・・・・。

ところでCB650Fのフラ重いってなんやねん?って話ですが重心が高く感じて安定感を欠くという意味です。

更に接地感が低くステアに手ごたえがない。そんな状態ですね。

プル-ビンググラウンドの様にとても路面状態が良い場所では少々高い空気圧でネガは感じにくいものですが・・・

それでもCB650Fの指定空気圧は聊か高過ぎると思います。無論タイヤの仕様にもよるのでOEM仕様であれば問題ないのかも知れません。

そういえば指定空気圧F/175kpa R/200kpaの車輛に前後250kpaを充填していた(されていた)お客様が居られましたが。

そりゃあもう乗り心地は暴れはっちゃくですもんね(^^;

なんかもうインフォメ-ションラベル何て見ずに空気圧はこれ位と思い込んでいるショップさんも有るようです。

ご安全に!

2022.01.05

タイヤの製造

バイアスタイヤとラジアルタイヤの違いを解説しているブログやユ-チュ-ブを見ていると・・・何だかな感じですが。

大まかな違いについてはその通りではありますが恐らくはブログ主さんもタイヤメ-カ-が発信しているサイトやユ-チュ-ブを参考にしていると思いますがあの手のモノは大まかにデフォルメされたものでイメ-ジと言っても良いでしょう。

ラジアルはカ-カスコ-ドが90°でベルトコ-ドが0°そしてバイアスはカ-カスコ-ドに角度が有りベルトの替わりにブレ-カ-が巻かれていてウンヌン的な。

でもね違うのですよ。ラジアルタイヤのカ-カスコ-ドのアングルは90°とは限らずバイアスタイヤにもベルトが巻かれていることもありベルトとブレ-カ-は材料が異なる区別的なものと言っても良いでしょう。

ところでタイヤの製造工程なんて何十年も前から基本的には同じで手作業が少なくなってオ-トメ-ション化が進んでいる分精度は高い。

ピレリのミストとかミシュランのC3M製法の様にトレッドをリボンで巻いて行くという新しい手法も出てきましたが今でもトレッドゴムの板を巻く方法が主流でトラブルも少ない。

因みにPCRはリボン式が多く採用されている様ですが。

アジアンメ-カ-は現在でも手作業が多くカットや継ぎ合わせも手作業で精度保持の工程も少ないのは否めないようです。

未だにドラムに手切りのライナ-巻いてゴム付カ-カスコ-ド巻いて手切りしてビ-ドワイヤ-嵌めてサイドウォ-ルのゴムを載せて巻いてゴム付ベルトゴム巻いてトレッドゴムを巻き付けて加硫・・・・まぁ基本的には何処も同じですけど。

欧州メ-カ-はベルトとトレッドを別々に組み立てカ-カスベ-スに嵌め込むという工法も実施していますね。

加硫行程もモ-ルドの電気加熱やブラダ-もスチ-ムだけでは無く特殊なガスを使うようになっている様です。

あの当時からほぼ同じ設備から変わっていないのが凄すぎます(^^; 懐かしい機械メ-カ-さんの銘盤が・・・・。

 

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2021.12.25

Webオ-トバイ

Webオ-トバイの金曜雑談でのタイヤ講座・・・メ-カ-によって現象の理解が異なるのは昔から変わりませんね。

昔、グル-ビング路面でタイヤが影響を受ける現象はニブリングで括るのは聊か違うと思い昔レ-ルイン現象と造語を作り分けました。


※ニブリングとは縦方向に連続する凸部を斜めに横切るような場合に横力やセルフアライニングトルクが変化しふらつきが起こる現象。

しかしグル-ビング路面は凹部でふらつくというよりステア-がグル-ブに沿って取られる現象。


八の字、逆八の字の考え方で偏摩耗の件は共通した認識ですが排水性は水を何方側に掃くかという考え方の違いかも。

まぁ最初は兎に角って欧州メ-カ-を真似ただけで理屈は後付けで現在に至るが真実ですもんね。

この辺りはAGタイヤの開発屋が詳しく現実的現象結果を正解としておりとても参考にさせてもらいました。

それがカプセルグル-ブの排水性ウンヌンに繋がりましたもんね~。

物理的事象の捉え方はメ-カ-が違っても当然同じ訳ですがどう対処し何をもって是とするかは違ってますよね。

他社さんの話を聞くのは面白いですね^^

にしてもノア・セレンさんのツッコミは中々鋭いですね・・・(;’∀’)

長いので飛ばし見推奨 (^^;

2021.12.24

POWER CUP2 お久しぶりでございます。

長らく・・・超長らく欠品していたPOWER CUP2 180/55ZR17がやっと入荷、何か月ぶりでしょうか(^^;

でも1本だけですけどね。

にしても・・・今回入荷したタイヤにはライトポイントマ-クがポチっと。

これはKTMス-パ-デュ-ク向けのOEMタイヤだと思われ通常品と仕様は同じなのですかね???

まぁ某機種のフロントタイヤはREPもOEMも全く同じで違いはライトポイントマ-クの有無だけでしたから同じかもです。

がしかし別の機種のリアタイヤはREPとOEMはほぼ同じ何て話を聞いたことが有る訳でほぼ同じという事は少し違うって事ですよねぇ。

まぁ入荷しただけでもええか。にしてもこの間記事にしたばかりの話題ですよね・・・タイムリ-過ぎますね(^^;

 

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2021.12.22

タイヤの軽点マ-ク

タイヤの軽点マ-クとはライトポイントマ-クの事でハイポイントマ-クと対でユニフォミティ-特性を示すマ-クに成ります。

対と言ってもMCタイヤの場合REPタイヤにはライトポイントマ-クだけマ-キングされていますが・・・

MICHELINのタイヤには何故マ-キングが無いのかとよく聞かれます。

都市伝説ではありますがMICHELINは真円度に優れるので必要ないとかいう話・・・そりゃなかろうと私は思います(^^;

事実MICHELINのタイヤでもOEM仕様にはライトポイントのマ-キングが有りますもんね。

では何故REPにはないのかと言うと・・・分かりません・・・・。

そもそもタイヤの真円度/ユニフォミティ-は精度の高い低いはありますがまん丸で円周上重量が均一な真円タイヤは無いです。

製造工程のクォリティ-が如何に高くなったとはいえ通常仕様のMCラジアルタイヤであればジョイント部が4カ所から5カ所あります。

もっと言えばプラスビ-ドが2か所サイドウォ-ルも2カ所ジョイント部がある訳ですからジョイント個所を幾ら巧みにバランスさせても0バランスには成りません。

なのでクオリティ―チェックの工程で計測機にかけて検査し重量やユニフォミティ-をチェックし必要な個所にマ-キングする訳です。

MICHELINはどうせ組み立てた後はアンバランスを修正するのだからマ-キングの必要は無いと考えて居るのかも?

じゃあ何故OEMにはマ-キングが有るのでしょうか?新車の4輪の場合、OEMタイヤの組み立てはロボットが実施しマ-キングを読み取って組み立てているのでホイ-ル側のロ-ポイントマ-クと合わせて基準点としている・・・からかも。

多分MCもロボットがタイヤを組み立てているのでしょうね。確認はしていませんけど4輪がそうなので2輪も同じかと。

対してREPは作業者が組み立てるので見て触って考えろって事でしょうか? そりゃなかろうとは思いますが。

まぁ私はそうしていますがライトポイントマ-クのマ-キングはやって欲しいと思いますよね―。

よってMICHELINのREPタイヤにマ-キングが無いのは謎ですね。訳ワカメ・・・。

因みにMICHELINタイヤの内側の模様に秘密があるという都市伝説もありますが関係ありません。

加硫行程で密着圧力を均等に高めるためのブラダ-の模様です。逆にパンクの内面修理の際にとても面倒です。

私見ですが確かにMICHELINはユニフォミティ-が高い、しかしライトポイントマ-クが必要ないほどの精度でもないと思ってます(;’∀’)

まぁタイヤだけに言われてもホイ-ルがねなんて思っているのかも知れません・・・知らんけど。

 

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2021.12.08

いよいよ値上げかな・・・・

原油価格高騰にコンテナ不足に輸送費の高騰、聞いた話では輸送費は10倍に跳ね上がってるとか( ゚Д゚)

SNS等でタイヤの値上げも話題に成っていますがPCではTOYOがすでに値上げを発表しています。

MCもIRCが10%、ピレリが5%の値上げかと話題に上っています。ウチには連絡は頂いておりませんが(^^;

ブリヂストンとミシュランは確認したところ今のところは据え置きの様ですが来期は不明との事です。

来期と言うのは4月以降。

何と申しますか現状値上げが無いという話の方が不自然でもありますねぇ。

2021.11.16

18inch

R1100RTのお客様からタイヤのご注文を頂きましたが・・・これが選択肢はほぼありません。

160/60ZR18サイズですがMICHELINだとROAD3が一応継続販売されていますがブリヂストンで言えばBT023の頃のモデル。

何でもござれのダンロップにもα14しか設定は無く流石にR1100RTには不向き。

何方もちょっとお勧めは出来ません、唯一最新のツ-リングセグメントで設定が有るのはT32ですから一択ですよねぇ。

逆に有って良かった・・・的な。ブリヂストンさんありがとうですね^^

 

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2021.11.07

POWER5 to CB1000R

CB1000Rのお客様、POWER RSからPOWER5に換装です。

POWER RSは約8000km持ったようですがフロントに関してはウェア-インジケ-タ-の露出は無く後1000km程度は走れそうですが流石にもう楽しくないと。

まぁそうでしょうね(^^; ところで私はCB1000RをずっとCBR1000Rと思い込んでいて以前のブログでもそのように紹介してました。

オ-ナ-さんからCBR1000Rでは無くCB1000Rですよとご指摘いただきました(^^ゞ 私結構バイクの名称間違えてますもんね・・・。

ところでオ-ナ-さんは複数台バイクを所有されており以前ドカティにロッソ4を装着されたのですがトレッド面に小さな穴が複数あるのだけどもしかして不良品?なんてお話に。

私の説明不足でした、あの穴はピレリのRDCテクノロジ-といって加硫行程で温度センサ-をゲ-ジ内部に差し込んだ後です。

加硫温度の安定化を図る為の技術です。

確かにナニコレ珍百景的なディンプルですもんね。このディンプルが原因でトラブルに繋がることは無いのでご安心ください。

ご安全に!

 

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2021.11.02

タイヤも値上げ・・・

今日は曇りの北九州ですね~。

ところでTOYOタイヤが来年1月より10%の値上げをすると発表しました・・・・。

石油の高騰も物流関係の高騰も無視できるレベルでは無くなってきましたもんね。

間違いなく他の国産メ-カ-も海外のメ-カ-も値上げに舵を切らざるを得ない状況です。

岸田政権が所得倍増なんて謡っておりますが所得がいきなり10%も上がるとも思えず物価の上昇に追いつかないのではと思いますけど。

んん~KTM390は維持できないかもしれませんねぇ。このクラスの仕事もないし・・・手放そうかなあ。

2021.10.20

240/40R18

同業者さんの中では唯一お付き合いのあるハ-レ-ダビットソンのカスタムショップさん。

昔々ハ-レ-向けのタイヤのモニタ-をお願いしていた頃からのお付き合いに成りますね。

でもって時々ど-にもこ-にも成らないタイヤの組み換えを依頼されることが有りますがこのタイヤは超絶ですね(^^;

240/40R18・・・サイドウォ-ルはブレ-カ-がやっと充てられるほどの薄さ更にでタイヤはカチンコチン。

チェンジャ-のチャックに銜えさせるのも一苦労です。

タイヤを外すも組むもビ-ドヘルパ-総動員・・・・物凄く疲れました・・・・(;’∀’)

※当店は同業者様からの作業依頼は承っておりません今回のショップ様は特例です。宜しくお願い致します。

 

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