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2010年10月22日
BT-016PROファ-ストインプレッション (p_-)
気温24,5℃ 湿度43% 路面温度25,7℃~26,3℃ (曇り)
フロント120/70ZR17
リムサイズ17×MT3,5 エア-圧220kpa(冷間)
リア180/55ZR17
リムサイズ17×MT5,5 エア-圧240kpa(冷間)
車両 BMWR1100S
先ず走り出して直ぐに感じたのはリアタイヤが路面の細かいギャップを拾いゴツゴツとした感じがありますね。
これはある程度、タイヤがウォ-ムアップされたところに来るとゴツゴツ感も緩和され気にならない程度まで落ち着きますが・・・
やはり、ナイロンカ-カス&ベルトそしてスチ-ルベルトを使用したタイヤの特徴でもあるのかも知れません。
ポリアミドとケブラ-を組み合わせベルトやカ-カスのプライ数の少ないパイロットパワ-やパワ-ピュアでは全くゴツゴツ感は無くコンフォ-トと言う部分でミシュランに部が有るのかも知れませんね。
ハンドリングについてはブリヂストン社から事前に聞いていた方向性であるバンキングレスポンスの向上は思っていたほどのシャ-プさは感じられませんでした。
コ-ナ-リングの侵入の部分では想定より若干遅れる感じがあり、重さを感じます。
しかし、言いかえれば安定度は高く安心感があるとも言えるかもしれません。
とは言え、コ-ナ-侵入時のブレ-キングでは安定感の優れたものでブレ-キング性能も高いものだと評価できます。
また、コ-ナ-の立ち上がり、つまり2次旋回性はすこぶるリニアで気持ちの良いものでした。
バンク角とトラクションを旋回曲率に繋げる感覚は万人に分かりやすいものでストリ-トスポ-ツタイヤとしては欠かせないポイントでもあります。
昨今のス-パ-スポ-ツタイヤはレ-シ-ングタイヤの様にファ-ストインファ-ストアウトを前提にデザインされている傾向が強く、一般のライダ-にはシャ-プすぎる・・・
常に安定した路面で高荷重を掛けて走行するサ-キットと違って、中速域から高速域では優れたパフォ-マンスを発揮するSSタイヤも低速域での安定度の低さや路面状況からの影響がダイレクトにステア性能に反映されてしまうと言うネガティブな部分が出てしまう・・・。
有る意味、神経質な性格は一般のライダ-にはうまく使い切れないと言った声もあるようです。
公道でのスポ-ツライディングは勿論、サ-キット走行を安全にかつ楽しくと言ったレベルから考えればスロ-インファ-ストアウトが基本。
BT-016PROのフロントタイヤは安定感が高く、バンキング開始からフルバンクまでの特性はマイルド。
リアタイヤは2次旋回性能が優れている上、フロントタイヤを押してしまうようなネガティブな所もない。
フロントとリアのそれぞれの特性は組み合わせのバランスとして好ましくないとも思えましたが、実走行においては非常にバランスが取れていることに驚きました。
BT-016PROは低速域でのコ-ナ-リングも安定度は高くコントロ-ル性も高い。
但し、0,1秒でも速くコ-ナ-に侵入したいレ-ス等に要求される切れの良いレスポンスを求める向きには鈍いハンドリングと評されるかも知れません。
ですが・・・
あくまで公道を前提としたスポ-ツライディングにおいて好ましいパ-ソナリティ-であり各種車両とのマッチングを想定すればワイドレンジのス-パ-スポ-ツタイヤと言えると・・・・考えます。
因みに轍や縦に連続する溝や凹凸部を積極的に走行しましたがニブリングやワンダリングは極わずかに発生するものの問題になるレベルではありません。
更に約10kmの下りのワインディングをノントラクション、つまりニュ-トラルで下りました。
タイヤ単体の素の顔を見たいと思い走行。
タイミングを見計らい、邪魔な車両が無く丁度よいペ-スのバイクの後ろに付く事が出来たのでラッキ-でした。
フロントの安定感は勿論、トラクションの掛かっていないリアタイヤも素直な旋回性を確認。
但し、ロ-ドノイズは高く静寂性と言った点ではイマイチかもしれません・・・
パタ-ンノイズだけでなくトレッドコンパウンドがハイグリップなものは総じてその傾向にあるのでこのカテゴリ-のタイヤとしては止むをえないのかも・・・・
実はレ-シングスリックってロ-ドノイズは高かったりしますから・・・(^_^;)
でも、SSタイヤですからその点は大きな問題ではないかもしれませんね。
今後、絶対的なグリップレベルやもう少しスピ-ドレンジを高くした評価をしたいと思います。