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2010年04月21日
グリップの科学 (p_-)
マルチコンパウンドタイヤのイメ-ジ図で、街乗りゾ-ンとか峠・サ-キットゾ-ンとかって・・・・
メ-カ-さんが峠ゾ-ン???・・・見たいなヾ(- -;)
突っ込みどころ満載のMT7テクノロジ-はまぁ横に置いといて・・^^;
そもそもタイヤのグリップとは摩擦力のことであり一種の抵抗力と考えても良いと思います。
この摩擦には凝着摩擦、変形損失摩擦そして舗装路ではあまり関係がないかも知れませんがオフロ-ド等で重要な要素となる凝集力摩擦の3種があります。
凝着摩擦とは接地する相手の分子とタイヤのトレッドゴムの分子が結合し引っ張り合うアドヒ-ジョンと言う現象です。
粘着性としてイメ-ジしても良いのかも知れません。
そしてタイヤのグリップ性能の優劣を決定すると言っても良いものが変形損失摩擦。
これはヒステリシスロスと呼ばれ、路面の細かな凹凸に押しつけられたタイヤは凹凸に変形し、変形したゴムは元の形状に戻ろうとする特性があり、この時に発生するエネルギ-が熱摩擦となります。
凝集摩擦とは接地面との接触でゴムが引き裂かれたり削られたりすることで起る掘り起こし摩擦。
つまり凝集力を持つゴムが破壊されることによって起る抵抗力摩擦の事です。
まぁこれがタイヤのグリップ力の3大要素なのですが、タイヤのグリップとは荷重やμ(摩擦係数)、路面温度、装着された車体などと相対的なものでもあります。
サ-キット等は路面のミュ-μが高いのでタイヤのグリップ力も高くなるわけです。
何れにしてもグリップ力の優れたタイヤの硬度は柔らかな傾向になるということですね~。
但し、軟粘なゴムほどグリップが絶対に良いと言う事ではありません。
計測上の硬度は高くても現代のナノテクノロジ-によってナノ粒子を配合したゴムは高いヒステリシスロスを発揮することも証明されています。
要はゴムがどれ程、動的に活性化しているかって事です。
更に、動的な着力点に発生する絶対グリップ力はタイヤのカ-カスやベルトの構造、マテリアルのもつ特性、そしてモ-タ-サイクルの場合はキャンバ-スラストとコ-ナ-リングフォ-スによる力のト-タルがグリップの大きさとなる訳です。
同じタイヤでも路面や装着された車両の総合的な質量、ジオメトリ-、サスペンションシステム等によってその性能は相対的に変化すると言う事です。
車両とタイヤのマッチングは実に奥深いのですね~~~~。
BMWがウェット路面での走行性能が高いのはサックストラック(テレレバ-/パラレバ-)と言うサスペンションシステムのお陰でもあるのですよ(^_^)/
更につづく・・・・
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投稿者 reira : 2010年04月21日 17:13
コメント
ご無沙汰しております。
レイラさんのタイヤの話は面白いですね、何時も興味深々で読ませていただいております。
前は直接、身ぶり手ぶりでお話を伺っていたので、本当に分かりやすかったのですが、転勤で九州を離れてからは詳しくて信頼できるお店も近くに無く、寂しい思いをしています(涙)
九州に帰りたいですね~~、親子バイク教室にも行きたいです。
投稿者 ドカ乗りおやじ : 2010年04月22日 11:16
ドカ乗りオヤジさん、お久しぶりです(^_^)/
タイヤのチョイスは以前ショップでお話しした事を参考にして頂ければと思います。
何かあればメ-ルでも頂ければご相談に乗りますよ^^
投稿者 レイラ SP : 2010年04月22日 11:32