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2010年04月29日

タイヤの科学☆-(^ー'*)b

タイヤセンタ-の耐久性とショルダ-のグリップ性能を両立させる方法は何もデュアルコンパウンドやマルチコンパウンドでなければ出来ない・・・

という訳ではありません(^_^)/

ドイツのメッツラ-社はMMW(メッツラ-・マルチ・ワインディング)と呼ばれる技術によってタイヤの剛性分布を任意にコントロ-ルしタイヤセンタ-の耐久性とショルダ-のグリップ性能を両立させています。

メッツラ-社の場合はベルトのコ-ドをバリアブルピッチで巻き上げ、カ-カスは配置角度を変化させ、センタ-は負荷分布を広げ耐久性を向上、ショルダ-は耐サイドフォ-ス剛性を上げることでグリップ力の向上に繋げているのだと思います。「(ーヘー;)

まぁ・・タイヤを切って見た訳でも無いのであくまでも私の想像ですが・・・^^;

この構造を持つレ-ステックは他社の比較テストでも評価は高いようですねぇ。

しかし・・・・

この考え方は特に新しいものではなく、20数年前に既に存在していたのですよ~(ノ*゚▽゚)ノ

横浜ゴムのGETTR/R003と日本初のラジアルレ-シングタイヤR600はほぼ同じコンセプトでタイヤの剛性分布を任意に変化させトラクション性能とグリップ性能の向上を狙っていました。

しかし、現在のような高度な生産技術も無く、マテリアルの選択肢も少なかった為、大まかに言うとベルトのショルダ-部を折り返すと言った手法を取っていました。

タイヤのショルダ-部が丸っこい形状をしていたのはその為なのです。

現在はコ-ドのテ-パ-ライン化やゴムとの相性がNGな繊維でも様々なコ-ティング技術によってベルトやカ-カス材としての使用が可能になると思います。

ポリアミドやアラミド等、高度な重合体のコ-ドも普通に使わる時代ですから。

成型機にしても昔のように半分は人の手で巻き上げるなんて事をしなくても良いのでより正確に効率よく巻き上げピッチもコントロ-ル出来るでしょうから、剥離や偏摩耗のリスクが無いとは言えないデュアルコンパウンドやマルチコンパウンドのテクノロジ-よりもタイヤの剛性分布をコントロ-ルする手法が主流になって行くのかも知れませんね。

更に両方の技術を投入したハイテクタイヤも登場するかも?

因みにミシュランのパワ-ピュアは既にその領域にあるようですね。

現在のMCラジアルの構造はある意味、先祖がえり的な構造になりつつあります。

近々レ-スシ-ンに投入される某社のタイヤもMCラジアルタイヤの創世記に主流だった構造を踏襲しているようです。

ベルテッドバイアス・・・みたいな感じかな?

MCラジアルの創世記には空前のMCブ-ムに後押しされて様々な発想がトライされました・・・

当時のアイディアに再度トライするという事は退化ではなく、マテリアルの進化や製造設備の進化により過去に成しえなかった机上理論が具現化出来るようなった・・・と言う事だと思います(^v^)

車やバイクが空を飛ぶようにならない限り、タイヤは進化し続けるのですね~^^


バイクブログ→

投稿者 reira : 2010年04月29日 07:32

コメント

MMWはベルトの巻きピッチの幅を変化させるだけの技術じゃないそうです。

モノスパイラルのスチールコードの巻き密度を場所によって変化させることで、場所によって最適なコード特性を与えることに成功した技術だそうです。

両エッジ部・両サイド・センター部は、共に同じ一本の繋がったスチールコードでありながら、ワイヤー本体の反発力や作動特性は違うのだそうです。

全く新しいタイヤ用スチールコードの生産技術だそうですよ。

海外(ドイツ)のメッツラーサイトで新型M5のビデオが流れています。
参考に見ておいても良いのではないでしょうか?

投稿者 Onaka : 2010年04月29日 22:48

Onaka様、アドバイスありがとうございます(^_^)/

サイトを拝見しました^^

何を言っているのか良く分かりませんでしたが・・・・^^;

バリアブルピッチ(不等間隔)でスチ-ルコ-ドを周方向に巻き付け、センタ-、ミドル、ショルダ-でそれぞれ張力もコントロ-ルしているようですね。

スチ-ルコ-ドのテ-パ-ライン化も施されているのかも知れませんね!

ピレリは世界でもトップクラスのケ-ブルメ-カ-なので、技術供与もあるのかも・・・ですね。。

一瞬ビデオに映った断面のベルトの束ねも興味津津(p_-)

流石にMCタイヤ一筋で来られたメ-カ-さんですね~~!!

メッツラ-は昔から生産精度の高さが素晴らしいと評価されていました。

過去、私の勤めていたメ-カ-のエンジニアがラジアル成型機の見学を申し出たところ快諾して頂いた度量の大きなメ-カ-さんでもあります。

コンチネンタル社の仲介があったとは言え、それだけ自信があるという事ですね、まぁ見学を申し出る方も勇気がいると思いますが・・・


ヨ-ロッパのタイヤはやはり一歩先に行っているようですね。

投稿者 レイラ SP : 2010年04月30日 07:37

http://www.metzelermoto.jp/web/products/newproducts/roadtec_z6/default.page 

レイラSP様
こちらもご覧になっては如何でしょう?

投稿者 Onaka : 2010年04月30日 11:17

Onaka様

語学をもっと勉強しておけば・・・・^^;

しかしバリアブルテンションテクノロジ-は面白いですね!

デフォルメされた構造図では良く分かりませんがスチ-ルコ-ドはスパイラルワイヤ-を使っているのでしょうか?

成るほど、テ-パ-ラインよりも張力のコントロ-ルはより効果的に行えるのかも知れません。

なんとも高度な技術ですね!

投稿者 レイラ SP : 2010年04月30日 11:38

レイラSP様

その通りです。モノスパイラルスチールベルトですよ。

なのに、バリアブルピッチだけでなく一本のワイヤーなのに、
場所によってワイヤーの密度が違う。
すごい高度なワイヤリング技術ですよね。

ピレリ・メッツラー連合は新技術開発においては一級の企業のようです。
どこぞは他メーカーの焼き直しばかりが目立つ気がする・・・

何処とは云いませんが、何処とは・・・

投稿者 Onaka : 2010年04月30日 22:22

Onaka様

>何処とは云いませんが、何処とは・・・

・・・・・^^;

何処かは判りませんが、行き詰ってるね~~なんて声は聞こえてきますね・・・(^_^;)

投稿者 レイラ SP : 2010年05月01日 06:09

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